ひとりで生きるという事

私は中身も外見も 

複雑骨折をしている。


自分自身の全てがコンプレックス。
表舞台にはできるだけ立ちたくない。
弱みも強みもできる限り表に出したくない。
10代の思春期真っ盛りの時に
誰かと一緒に生きると言う事は

無理だと思った。
なぜそう思ったのかの理由は忘れたが
18歳の時に親元を離れて30年以上
何かの節目も無く

だらだらとひとりで生きてきた。


ひとりで生きるしか道がないと

思ってしまえば
これから先の老化で弱ってくる生活に

不安を感じる事はあっても
ひとりが寂しいと思う事は

今までもほぼ無かったと思う。
これは強がりでも何でもなくて
私の選択肢はそれしかなく
そう言う人間なのだとしか

言いようがないのだ。



20代後半以降に

友達が一斉に結婚をしていった。
ステキな披露宴に呼んでいただき
その時私は

あんな華やかで注目を浴びる高砂に
上がれるような人間ではないと

自覚をあらためてすると同時に
結婚をうらやましいという思いよりも
友達を取られてしまうような

寂しさの方が勝ったような気がする。


そうは言うものの

周りの勧めもあって
お見合いなるものをする事になったりもした。
何十人と言う

相当な人数に私の釣書は渡ったようだが
すべて書類選考落ちをしたようだ。


この時も、それ程落ち込む事も無く
やっぱ そうだよなーー 

まさか私と結婚したいと

思う人はいないよなー
と、冷静に納得をしたような記憶がある。


これは卑下って感じでもなく

純粋に自分には無理無理だぁ~って感じ
何度練習しても泳げない人に
突然海で数㎞泳げといわれましても・・

的な感覚なのだ。




ひとりで生きていく中で


大きな災害に遭遇して

ライフラインが止まってしまった中
次に住む家を必死に

探しまわった事もあった。


二週間入院し

二ヶ月近く働けなかったこともあった。


体調を崩して

ひとりもがき苦しんだこともあった。


精神的に病んでしまい

眠れなくなった事もあった。


最悪な事も多々あって

ひとりでどうしよう・・・と

大泣きした事もあったが
そんな時でも

一緒に生活をしてくれるパートナーが

ほしいと思った事は
一度も無かったと思う。
私の人生には無いのが普通なのだ。
一晩中泣きわめいて

泣き飽きてくる。
泣いた事でストレスが軽減して
泣いててもしかたがないなーって思って

また先に進み始める。
日々それの繰り返し。



客観的に普通の尺度とやらで

自分を見てみると
普通じゃない 

気持ち悪いおばさんだとは思う。
ふつうの人から見ると

モテない女のひがみ
みたいにもとれるかもしれない。


もちろん、たったひとりで

生きていけるとは思ってはいない。

直接私の生活にはかかわらなくても
精神的な支えになってくれる

友人が数人はいる。
その言葉に励まされて

何とかかんとか生きている。


今はこれが私のベスト


とりあえずだが契約社員ながら

生活できる仕事を確保できた
後 数年したら

老後のことも真剣に考えなきゃ


50代にもなって

一度も結婚できない人は

かなりの欠点がある
はい、その通りです!!(笑)


上がったり下がったりした 

アラフィフ女の就活は戦争
でも 私にとって結婚するより 
50代で再就職するほうが簡単だ(笑)